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「仕方ないな。
悠の為に1つ面白い話をしてやろう」
「どんな話しなんだい」
「人の死には3種類あるんだ。
1つは肉体の死
寿命で死んだり、病気で死んだり、殺されたり…
2つ目は心の死
薬使って死ぬ…
廃人ってヤツだな。
それから3つ目が「存在価値の死でしょう」
途中割って入って来た悠は大きな溜め息を吐いた。
「存在を否定された人間は存在が死に追いやられ、自殺を図るんだよ」
「良く知っていたな」
遥は驚きの表示を浮かべていたが、悠は呆れたように溜め息を吐いていた。
「それ、以前に僕が遥に話した事だね」
「そうだったか」
惚けた顔の遥
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