第1話「はじめてのともだち」

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そんな通天閣の展望台に彼はいた きゅーぴーのような顔にきつねのような目 おっきな足をなげだしている ぼくはその足のうらをこちょこちょっとした いま思うと 居場所のなかった僕が 大人の顔色ばっかりみてたぼくが そんなぼくだからこそ 彼のわずかなぴくっとうごいた目に気づいたんだと思う
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