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「お…終わった…」
仕事を終えたユーノは机に突っ伏して時計を見た。なのはとの約束の時間からかなり過ぎている。
「あ~あ、もうこんな時間か。なのは…帰っちゃったかな…」
ユーノは机に置いてあるプレゼントを摘んでため息をついた。
「プレゼント、渡したかったな…」
「プレゼント…用意してくれたの?」
「けど…約束破っちゃったしな…嫌われたかもね」
「う~ん、ちょっと嫌いになっちゃったかな?」
「だよね。あはは……は…」
ユーノはふと今まで話していたのは誰かふと考え後ろを見て驚愕した。
「なっ、なのは!?」
「やっほ♪ユーノ君お仕事?」
「ま…まぁね…」
「今日の約束、忘れちゃったのかな?」
「いや…そういうワケじゃ…」
ユーノはなのはの目を直視できなかった。なのはは笑顔だが目が笑っていなかったからだ。
「その…怒ってる?」
「うん♪すっごく怒ってる♪」
(満面の笑みで言わないでよ…)
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