短編その①。二人の絆

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「お…終わった…」 仕事を終えたユーノは机に突っ伏して時計を見た。なのはとの約束の時間からかなり過ぎている。 「あ~あ、もうこんな時間か。なのは…帰っちゃったかな…」 ユーノは机に置いてあるプレゼントを摘んでため息をついた。 「プレゼント、渡したかったな…」 「プレゼント…用意してくれたの?」 「けど…約束破っちゃったしな…嫌われたかもね」 「う~ん、ちょっと嫌いになっちゃったかな?」 「だよね。あはは……は…」 ユーノはふと今まで話していたのは誰かふと考え後ろを見て驚愕した。 「なっ、なのは!?」 「やっほ♪ユーノ君お仕事?」 「ま…まぁね…」 「今日の約束、忘れちゃったのかな?」 「いや…そういうワケじゃ…」 ユーノはなのはの目を直視できなかった。なのはは笑顔だが目が笑っていなかったからだ。 「その…怒ってる?」 「うん♪すっごく怒ってる♪」 (満面の笑みで言わないでよ…)
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