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そこにはグシャグシャに丸められた紙屑…
なんでコイツは足元に紙屑があるって知ってんだ?
「よろしいですか?」
再度ケータイから声が聞こえて俺は視線を上げて
「ああ」
と、返事をした
「わかりました。ではまた明日…」
プツッ…プー…プー…
「何だったんだ?」
ってか、また明日ってことはまた電話くんのかよ…
ため息がまた漏れた
視線を落としたときに俺は異変に気付いた…
足元にあった紙屑が無い…
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