第六章:Change & Challenge!

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「いつもこんな早いんですか?」 愛先輩がシュートをうつ横で郁はストレッチをしながら聞いた。 すると愛先輩は照れ笑いを浮かべて、 「実は今日は特別。ほら、郁くんにあんなこと言った後なのにわたしが何にもしないって変じゃん?」 あ、でもこれからは体育館使える日は毎日来るよ?と付け加える。 「俺も今日から必死になります。岸先輩が怪我した穴は俺がうめないと」 そう言って立ち上がりフリースローラインに立つ。 「朝150本、昼50本、夜300本のシューティング、これ日課にしますからサボってたら・・・一発殴ってください」 そういってシュートを放つ。 「それって、私も付き合わなきゃいけないじゃん」 リングに弾かれた郁のシュートを愛先輩がひろう。 「あ、いや、殴るってのは冗談ですよ。別に付き合えなんて・・・」 「いーや、付き合わせてもらいますよ。わたしも努力しないと使ってもらえなくなるし!」
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