第一章:ショートヘアーの彼女
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「1対1を申し込む!」 びっ、と郁は中目黒を指差した。どこからそんな強気が沸いて来たのか、とにかく今の郁には相当な自信があった。 中目黒も靴紐を結びなおす。 「オッケー。田中先輩との1on1じゃ物足りなくてさ」 「そりゃ、身長の差がありすぎるからだよ!」 愛先輩が頬を膨らます。 それよりも、こいつ愛先輩と1on1をしていたことが許せん!!余計に力が入る。 叩きのめしたるわ!!
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