第二章:どん底からの挑戦者

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「今、男バス8人しかいないんだ。1年も僕と吉沢ってやつだけだし・・・」 中目黒がそう言うと、とたんに郁はばつが悪くなった。 「もう身体うごかねーし」 郁はぶっきらぼうに言い放った。 「それにもうバスケはしないって決めたんだよ。それに他にバスケ経験者ならいるだろう。そっちを当たってくれ」 「僕の動きに反応できるプレイヤーは秀応高校のバスケ部にいない。けど君は反応した」 中目黒はより強い口調で言った。
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