第二章:どん底からの挑戦者

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こいつ、俺が反応していたことが分かっていたのか・・・。 中目黒が口をひらく。 「明日の放課後、体育館で1on1の続きをしよう」 続き、か。郁が一方的に逃げて決着はついていない。 なら、決着をつける。 中目黒を倒して俺はバスケと決別する。 「僕が勝ったら君にバスケットボール部に入ってもらう」 郁は拳をにぎりしめて頷いた。 「わかった。負けたら3年間付き合ってやる。けど俺が勝ったら、お前は3年間俺のパシリだ!!」 中目黒はニヤリと笑った。 「明日、4時体育館で」
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