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こいつ、俺が反応していたことが分かっていたのか・・・。
中目黒が口をひらく。
「明日の放課後、体育館で1on1の続きをしよう」
続き、か。郁が一方的に逃げて決着はついていない。
なら、決着をつける。
中目黒を倒して俺はバスケと決別する。
「僕が勝ったら君にバスケットボール部に入ってもらう」
郁は拳をにぎりしめて頷いた。
「わかった。負けたら3年間付き合ってやる。けど俺が勝ったら、お前は3年間俺のパシリだ!!」
中目黒はニヤリと笑った。
「明日、4時体育館で」
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