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「えっ⁉吉永先輩って、嶋宮サンと付き合ってたんですかッッ‼」
「あぁ。昔。」
「嶋宮サンって、あの嶋宮サンですか?」
嶋宮芽衣。
21歳 大学4年生。
「いつも違う男家に連れ込んでるんですよね。」
大学内では遊び人で有名。
「さぁ。俺は今の嶋宮先輩のコトはわからないや。」
「そりゃそうだろ。1年も有紗と付き合ってて、今更未練もないだろうしな。」
1年前の俺の彼女。
半月で別れた、元彼女。
「連絡とかしないんですか?」
「連絡先知らないから。」
嶋宮先輩は俺を遠ざけた。
結果的に振ったのは俺。
俺は前みたいになりたかったのに。
かってな先輩に振り回されて今に至る。
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