一日との奮闘

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『ん゙ーッ』 とゆっくり体を倒す。 右足を曲げても伸ばしていても痛かった。   夜中が酷く、よく母達を困らせていた。   だから私はこたつで寝ることにした。   だが部屋が隣になっただけで、唸り声は聞こえていた。     少しでも、お母さん達がゆっくり寝られるようにと思っていたのだが、苦痛は苦痛にしか過ぎなかった。   自分は周りを困らせている、 自分のせいでお母さんは迷惑がっている、 自分のせいでちゃんと眠れない。     『ごめんッ…くッ‥ごめんなさい ゔッ』     自分のせいで…    
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