僕のイヨ子を紹介します

12/12
92人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
やれやれ、 いろいろとお恥ずかしいかぎりです。 なにが「ちょこっとね」なんですかね。 自分で自分を殴りたくなります。 まったく… ちょこざいな… さて、 自分の右頬を殴ったことにしたので前回の話の続きをしたいと思います。 前回はたしか… 「ブラック帝国のビター総帥によって支配されたショコラの村 その村を救うべく現われたレート一族の末裔『チョコットネ・レート』 必殺の『湯せんバスター』を繰り出すチョコットネに襲いかかる灼熱地獄! 敵か味方かミルク刑事!? 相棒のブラン・デーの行方は!? どうなるチョコットネ!? 次回、 『甘いチョコにはトゲがある 若いオレには夢がある』 ご期待ください」 …というお話でしたね とりあえず左頬を殴ったことにしたので勘弁してください さて、 イヨ子から板チョコ二枚をもらいゲンナ… いや、 元気になったオレは学校へ向かいました。 残り一枚半となった板チョコをカバンに入れ、 テストがある教室でみんなを待ちました。 周りの席の人にチョコを配り、 やっと板チョコは一枚になりました。 やっと… YAT安心!宇宙旅行… は! 本気で懐かしいアニメだな… まぁ、 そんなこんなでテストが始まりました。 チョコのおかげで脳が活発になった! わけではなく、 フツーに右脳と左脳を動かしました。 暖房がある教室のおかげで凍えずテストに挑むことができました。 そして、 テストが終わり、 一息つきました。 ふい~ しかし、 オレはそこでなにかに気付きます テスト あたたかい教室 放置されたカバン イヤンバカン そして… 一枚の… チョコレート… 謎はすべて解けた! 犯人は… この中にいる! イカンカバン オレは急いでカバンを開けました。 謎が解けるのと同時に… チョコも溶けてました… とろけるチーズは雪印~♪ … …とろけるチョコはメイジでした 脳が活発になったおかげで、 チョコを思い出せたということにしておいてください。 ありがとう おばあちゃん オレ、 わかったよ チョコットネ・レートなんて、 いないんだよね? 自分の身は、 自分で助けなきゃ ありがとう おばあちゃん
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!