キョン子の憂鬱

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「ふぁ~」 俺は欠伸とともに布団から出た。 そして、朝日を拝むためにカーテンを開け放つ。 眩しいほどの光――ではなく、ある女子の着替えをしているのが見えた。 ピシャッ。 一瞬でカーテンを閉めた。 見てはならないものを見てしまったような気がする。 心を落ち着かせる。 大分、落ち着いたところで、俺は制服に着替える。 そして、自分の部屋から出る。 なぜかって? 朝食を取るためだ。 リビングには既に朝食が並んでいた。 椅子に座り、それらをたいらげる。
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