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俺の学校の成績は良くもなく悪くもない。
無論、点数は平均点付近を常にさまよっている。
だが、キョン子は違った。
成績は常に学年上位。
その上、何でもこなす化け物みたいなやろうだ。
どうして隣同士なのにこんなに違うんだろう。
俺は頬杖をつきながら思った。
いつしか俺に睡魔が襲い、あらがうこともなく、眠りについた。
次に意識が戻ったのは、参限目の前だった。
「あんた、いつまで寝ているつもり?」
キョン子の声で起きた。
「ん? 次の授業は――」
キョン子を見ずに正面の黒板を確認する。
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