日常 非日常に憧れる少年主観

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正臣は来れるかな…? そう思って携帯を開くのは 竜ヶ峰 帝人 である。 ピッピッと番号を押していく。 プルルルルル… プルルルルル… 「どしたんだよ帝人 もしかして寂しくなったか? まだ親離れができてないからな~(笑)」 電話に出たのは 紀田 正臣 「あのさぁ、まだいつやるかわかんないんだけど鍋パーティーするんだ 正臣も来ない?」 「え!? 無視&スルー!? …すいません 素直に謝ります すいませんでした!!」 「いいよ許してあげる だから今度なんかおごってね んで鍋パーティーどうすんの?」 「ん~… いけたら行くわ だからまた日にちとか決まったら教えて」 「わかった じゃね」 そう言って通話をやめ携帯を閉じる。 そしてパソコンのキーボードをカタカタと叩く。 【行けたらいくみたいです】 チャットでのハンドルネーム 田中太郎として画面にコメントを載せる。 「ん~… 今日はもう寝ようかな?」 時計を見るともう1時になろうとしていた。 「そういえば、正臣に鍋パーティーの提案者言うの忘れてたなぁ」 正臣にとって一番重要なことなのだか帝人は知らないので気にせずにパソコンの電源を落とした。
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