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「お…いるいる」
体育館内にはたくさんの新入生と保護者がいた。
ちなみに龍平は1ーB組の17番だ。
龍平は自分の席を探し、座った。
「おおー龍平!!!久しぶりだなー!」
この声は…
「た・た・た・たかしーー!!!なんでなんでここにいるの!?」
彼は本田隆。俺と幼なじみですっごく仲がいい。今回、運良く同じクラスになった。
「おいおい…そんなさみしい事言うなよ。俺もこの学校を受験したんだぜ。龍平こそなんでここに?」
「俺はまぁこの学校の部活が強いから受験したって感じかな…。決して頭の良さでこの学校受験した訳じゃないぞ」
「そりゃあそうだよな。龍平は中学の時は馬鹿だったもんな。何部に入るつもり?」
こいつ…
自分が中学の成績良かったからって…
「俺はバスケ部ってもう決まってんの!!」
少し怒り気味に言った。
「なんで怒ってんだ?
おっそろそろ始まるぞ!」
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