~緊張の毎日~

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龍平は今までにない、真剣な顔になる。 先輩はまずドリブルを始めた。そして、凄い勢いでディフェンスの龍平を振り切ろうとする。 ほぉ~スピードはあるじゃん。でも甘いな。 そんなんじゃ、俺には勝てない。 龍平は先輩が自分の方へ勢いよく向かって来ているのにも関わらず、冷静な動きをし、軽々しく先輩のボールをカットした。 「マジかよ~。俺、ドリブルしかしてねぇ!仕方ねぇな。今回は俺の負けだ。部活入ったら、また勝負な!!」 「はい。よろしくお願いします!」 「そろそろ、体験できる時間も終わりに近いな。じゃ~とりあえず一年集合!」 一年全員は部長の所へ急いで向かった。 「今日はこれでおしまいね。俺達バスケ部は君達全員がこの部に入ってくれることを願ってる。バスケ部に入る者は明日の放課後、またこの体育館に来てくれ。それじゃ解散!」
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