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[おぉ~怖い怖い]
[姐さんは鬼や~]
兵士さん達はみな、笑いながら行ってしまった。
「助けていただきあり…」
『新入り。』
「は、はい」
言葉さえぎられたよ…
『おぬし、名はなんという?』
「真子です。」
『真子?変わった名だな。』
綺麗な顔が私の顔をまじまじと見つめている。
何かついてるかな。
『異国の者か?髪も茶色いが…』
「日本人です…あは…」
小雪さん、突いてくるなぁ。
髪は染めてたんだよね。
でも悪い人ではなさそう。
『そうか。悪かったな。私は小雪 。伊達軍には女がいなかったも んで困ってたんじゃ。』
「私も小雪さんがいてくださって 心強いです!わからない事は聞 いてもいいですか?」
『仲間なんだし当然であろう』
笑いながら小雪さんが言った。
仲間…
うん、小雪さんは仲間。
これからがんばろう。
その前に兵士さん達とも
仲良くならなくちゃね。
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