▼仲間

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[おぉ~怖い怖い] [姐さんは鬼や~] 兵士さん達はみな、笑いながら行ってしまった。 「助けていただきあり…」 『新入り。』 「は、はい」 言葉さえぎられたよ… 『おぬし、名はなんという?』 「真子です。」 『真子?変わった名だな。』 綺麗な顔が私の顔をまじまじと見つめている。 何かついてるかな。 『異国の者か?髪も茶色いが…』 「日本人です…あは…」 小雪さん、突いてくるなぁ。 髪は染めてたんだよね。 でも悪い人ではなさそう。 『そうか。悪かったな。私は小雪 。伊達軍には女がいなかったも んで困ってたんじゃ。』 「私も小雪さんがいてくださって 心強いです!わからない事は聞 いてもいいですか?」 『仲間なんだし当然であろう』 笑いながら小雪さんが言った。 仲間… うん、小雪さんは仲間。 これからがんばろう。 その前に兵士さん達とも 仲良くならなくちゃね。
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