彼女が宙に浮いた理由

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  どうやら神とは程遠い存在で決着がついたようだ。 「……誰がお化けじゃーいっ!!!」 怒髪天をつき、空中で悔しがる唯ちゃん。 「唯ちゃん、いつも言ってるけどスカートのままで宙に浮かないほうがいいよ。 丸見えだよ?」 「ぬぉぉぉぉーっ!! 見るなぁーっ!!!!」 顔を赤くし、スカートを抑えながら――唯ちゃんはまた3mほど宙へと上がっていった。  
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