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「違うよ、直訳ではNodだよ」
「ちょ、直訳などと片腹痛いっ!!イエスで良いのだっ!!馬鹿めっ!!」
逆キレする唯ちゃん。
「そ、それでだな!!
い……イエスに下の名前を付け足すと――ほ、ホラ!!
イエス・キリヒトに……なるじゃなぁい?」
唯ちゃんは変な汗をかきながら、気味悪い笑顔でそう言った。
「……そんな事だろうとは思ったけど」
「そ、そそそそんな事とはなんだっ!!
分からんのか!?
汝と余は前世からの尊くも厚き繋がりの関係!!
汝はかつて2000年も遥かの昔に余が地上に遣わした神の使い!!
かのイエス・キリス――」
「とうっ!」
僕は唯ちゃんの口をパシっと抑える。
「ふがくーっ!?んんがっ!?」
「唯ちゃん。
その名前を出すと、かなりの大問題だし倫理上シャレにならないからやめてほしいんだ」
「んんふがっ!?ふぐっくほんがっ!?」
「うん。はいはい」
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