6人が本棚に入れています
本棚に追加
C太は、すっかり忘れていた。
しかし、C太はいちいちこんな噂は信じないので、怖がる事も無かった。
そして、いよいよC太の誕生日がやってきた。
その夜は、C太の好物やローストチキン等を家族で食べた。
あの噂の事はすっかり忘れて。
そして、C太はふと、時計を見た。
針は、7時5分を指している。
あの噂の事を思い出す。
C太は全く信じていなかったが、さすがにドキドキしてきた。
針は6分を指した。
そして、7分・・・・・。
プルプルプルプル....
電話がかかってきた。
C太の母親が出る。
「もしもし?○○です。」
そして、電話機をC太に差し出す。
「あなたへだって。お婆さんの声よ?」
C太「だ、誰から・・・・?」
「自分で聞きなさいよ。ほら早く。」
C太に電話機を押しつけた。
「もし、もし・・・・。」
恐る恐る声を出す。
『足・・・・いりませんか・・・・・・・・?』
最初のコメントを投稿しよう!