足いりますか?

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C太は、すっかり忘れていた。 しかし、C太はいちいちこんな噂は信じないので、怖がる事も無かった。 そして、いよいよC太の誕生日がやってきた。 その夜は、C太の好物やローストチキン等を家族で食べた。 あの噂の事はすっかり忘れて。 そして、C太はふと、時計を見た。 針は、7時5分を指している。 あの噂の事を思い出す。 C太は全く信じていなかったが、さすがにドキドキしてきた。 針は6分を指した。 そして、7分・・・・・。 プルプルプルプル.... 電話がかかってきた。 C太の母親が出る。 「もしもし?○○です。」 そして、電話機をC太に差し出す。 「あなたへだって。お婆さんの声よ?」 C太「だ、誰から・・・・?」 「自分で聞きなさいよ。ほら早く。」 C太に電話機を押しつけた。 「もし、もし・・・・。」 恐る恐る声を出す。 『足・・・・いりませんか・・・・・・・・?』
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