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C太は震え上がった。そして、必死で声を出した。
「ど、どちら様ですか・・・・?」
『足・・・・いりませんか・・・・・・・・?』
「・・・どちら様ですか・・・・?」
『足・・・・いりませんか・・・・・・・・?』
「だ、誰だっ!!」
『足・・・・いりませんか・・・・・・・・?』
「いらないよっ!!」
そうすると、電話はプツッと切れた。
「ちょっと、何事よ。」
C太は、息切れしていた。
「何でも無い・・・・。」
C太はそれから、生きた心地がしなかった。
そして、就寝・・・。
(あ、足を出さなければいいんだ・・・・。出さなければ・・・・。)
意外にも、あっさり眠る事ができた。
そして、次の日の朝・・・・。
C太は、バッと起き上がった。
急いで足を見ると、足は減っていない。
「は・・・はは・・・・。やっぱ噂は噂か・・・・。」
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