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日も暮れ始めていた頃、C太郎は、仕事帰りで車を運転していた。
「ふう・・・・今日も疲れたな・・・・。つか眠い・・・・。」
C太郎は、あろう事か眠ってしまった。
運の良い事に、真っ直ぐな道だった。
しかし、次の瞬間・・・・
何かをはねる音がした。
すぐさまC太郎は飛び起き、後ろの方を見た。
黒い塊が転がっている。
それは黒猫だった。大きさを見ると、子猫だと分かる。
「うわ💦・・・・悪い事したな・・・・。頼むから化けて出ないでくれよ・・・・。」
そう言っただけで、子猫の死骸は見捨てて走り去ってしまった。
しばらく走っていると、後ろから何かが来るような気がした。
C太郎は後ろを見ると、なんと巨大な黒猫が追って来ていた。物凄いスピードで。
その黒猫の口元を見ると、C太郎が先ほど轢(ヒ)いた子猫を加えている。
「うわあぁああっっ!!」
C太郎は車のスピードを上げた。
しかし、その黒猫の足の早いこと。
あっという間に追いつきそうになる。
「ヤバいヤバい!!」
黒猫は、ついに車の真横に来た。
そして・・・・・・・・。
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