お守り
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ある所に、母子家庭ながらも幸せに暮らす母親と娘がいた。 母親はなんとか仕事と家事を両立させ、娘は出来る限り家事を手伝い、勉強にも励んだ。そして成績で毎回母親を喜ばせていた。 そんな暮らしが何年も続いた。 娘は、高校3年生になっていた。受験シーズン真っ直中(マッタダナカ)である。 娘は、良い大学に入りまた母親を喜ばせたいために、勉強に明け暮れた。 そして受験当日・・・・
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