お守り

2/3
前へ
/41ページ
次へ
ある所に、母子家庭ながらも幸せに暮らす母親と娘がいた。   母親はなんとか仕事と家事を両立させ、娘は出来る限り家事を手伝い、勉強にも励んだ。そして成績で毎回母親を喜ばせていた。   そんな暮らしが何年も続いた。     娘は、高校3年生になっていた。受験シーズン真っ直中(マッタダナカ)である。 娘は、良い大学に入りまた母親を喜ばせたいために、勉強に明け暮れた。   そして受験当日・・・・
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加