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「わーい!」
Y太は、嬉しそうにタコ焼きをひとつ頬張る。
・・・・
家に着いた。
「さーて。タコ焼き食べようか。」
「ボクはさっき食べたけどね~」
タコ焼きのパックを開ける。
「ん?」
タコ焼きの数がおかしい。
タコ焼きは八つ入り。さっきY太が食べたのはひとつだけ。それはK作も見届けた。
タコ焼きが六つしか無いのだ。
タコ焼き屋が数を間違えたのだろうか。
「なあ、Y太。お前が食べた時、タコ焼き何個あった?」
「え?八個だったよ?」
おかしい。
・・・・まさか・・・・・・・・。
妻はタコ焼き好きだった。恐らく、事故前に最後に食べたのもタコ焼きだったろう。
K作は、何だか寒気がした。
そして、ふと・・・・
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