4.

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   なんで?なんで僕の事  そんな目で見るんだよ。  逃げられなくなるじゃん。  涼介から  離れられないじゃん。  「‥‥‥お願い、裕翔。」  「裕翔、行こう。  こんな奴に弁当なんか  作らなくていいよ」  『でもさ‥弁当くらい‥』  「こいつ  無駄にするに決まってる」  「裕翔くん‥ごめんね」  『いいよいいよ。   で、山田。作ってくる   弁当なら。』  「ありがと、裕翔。」  「裕翔!行くよ!」  そういって  圭人に腕を引っ張られる。  『うわわわ、って山田?』  もう片方の手を  涼介に引っ張られる。  「裕翔、サボろ?」  圭人に言われる。  「なんだよ、裕翔は  俺とサボるんだよ。」  涼介が  圭人に言い返す。  『あの、なら   僕は知念くんと‥』  「え!?//裕翔くん、!?」  「だめ、裕翔、  大ちゃんとこ行くよ。」  『もっ、!皆で   サボればいいでしょ!』  なんで僕なのさ!!!!、  「裕翔、4人でなんて  俺と侑李は反対だからね」  「圭人、、なら‥  3人で行けばいい?」  ごめん、涼介。 _
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