弱み

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周りを見渡す私・・・だが、姿は見えない・・・ ―――答えろ!!貴様の狙いは何だ!! やはり地の底から聞こえてくる声・・・ だが、下に通じる通路は無い。 この先に通路があるのか? ―――この先には何も無い!!答えろ女!!貴様の狙いは何だ!! 微量だが神気が増した。 私は答えた。 神崎「健寿教という組織の裏を取る為に来ました。決して金が目的ではありません。」 私は心を解放した。 口で言うより、視て貰った方が早い。 ―――・・・成る程・・・俺の鉱石が目当てではなさそうだな・・・ 神崎「貴方様は一体・・・お隠しになっているようですが、かなりの神気を感じますが・・・・」 逆に聞いてみる私・・・ ―――俺は地の王!!冥府の王とも呼ばれている存在!! 地の王!! 驚く私!! 確かに地の王は、その性質上、鉱脈や宝石の原石を数多く所有している。 神崎「ここの鉱山は・・・かなり栄えていたみたいですね・・・」 ―――ほう?よく解ったな?その通りだ!! 地の王は感心しながら答える!!
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