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ヒヒイロカネ・・・
現在ではその原料も加工技術も失われたが、太古の日本では現在の鉄や銅と同じくごく普通の金属として使用されていたらしい。
その比重は金よりも軽量であるが、ダイヤモンドよりも硬く、永久不変で絶対に錆びない性質を持つという。
また常温での驚異的な熱伝導性を持ち、ヒヒイロカネで造られた茶釜で湯を沸かすには、木の葉数枚の燃料で十分であったとも伝えられている。
また、磁気を拒絶する性質も持っていて、何と宇宙船の外装にも使われていたらしい。
ヒヒイロカネは西洋ではオリハルコンとも呼ばれ、伝説の大陸アトランティスで城壁や刀剣、防具に使われていた。
神崎「そのヒヒイロカネがここに・・・・」
目が痺れを感じる・・・・
しかし、そんな違和感を気にする余裕も無く、私はヒヒイロカネに見入っていた・・・・
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