挑む為に

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「驚かせてすまない・・・・私の名はリリス・・・・とある国の石油王の娘・・・・」 リリス!! 東雲「リリス・・・・だと!!」 恐ろしさのあまり固まって動けなくなる俺!! リリスは笑みを崩さずに話を続けた。 リリス「君の思っているリリスではないよ。私は悪魔でも妖怪でもない、ただの人間・・・・・」 東雲「人間にしちゃあ、すげぇ霊力だな!!」 従えているラスプーチンや主水とかいう奴等を凌駕する霊力!! いや、霊力というよりは魔力に近い!! リリス「困ったね・・・やはり誰も信じてくれはしないか・・・・」 寂しそうに笑うリリス・・・・ 魅了の術でも仕掛けているのか、恐ろしいが引き込まれてしまうその瞳・・・・ ビビっていた俺は辛うじて捕らわれていないだけに過ぎかった。 ラスプーチン「それはお嬢様、勿論そうなりましょう。」 恭しく頭を下げるラスプーチン。 東雲「お前・・・本物か?」 ラスプーチンはじろりと俺を睨み付けならが言った。 ラスプーチン「本物だ。もっとも、転生したのだがな。」 ブルッと身体が震える・・・ やはり本物のラスプーチンだったのか・・・・
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