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天パ印南と桐生が帰った訳だが・・・
印南「うおーっ!!俺はやるぞ!!やってやるぞ!!うおおおおお!!」
と、絶叫しながら車でビューンと走り去ったのにはマジで引いた。
助手席の桐生も困ったような嬉しそうな表情をして俯いていた。
気の毒に思った俺。
天パの助手席に乗る事は今後一切無いだろう、と心に誓ったのは言うまでもない。
そして帰り際まで九官鳥は相変わらず俺にギャーギャーと喧嘩を売っているように騒いでいた。
今度は床に叩き付ける程度では済ませない、と、これまた心に誓った。
神崎「印南さん、すんごいやる気出てたみたいね。」
神崎もあの絶叫をライブで聞いて、多少なりとも引いたのだろう。
笑顔が少し引きつっていた。
北嶋「やる気出たのは結構だがなぁ。つか、元々やる気はあった奴だし。ただ刑事と云う職業に生きがいを見出していたから、神職の修行をやりたくてもやれなかっただけだが・・・」
まぁ、暫くは修行と特殊部隊の教育に勤しむ事になるのだろうが。
ともあれ、天パは、いきなり訪ねて来て、やる気だけ出して帰って行った。
クッキーの土産が無ければ追い出していた程の熱血ぶりを露わにして。
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