MISSHON:0

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 そこまで言うとため息をついて、バカなことやってないで早く行くぞ、と長政。どうやら顔面男性器ということで落ち着いたらしい。 「落ち着いてねぇぇぇよ! ピクニックに来てるわけじゃないんだからな! 早くアジトに行くぞ」  へいへいと返事をしておく。ていうか人の心を読むなよな。  どうやらまだ少し歩くみたいだ。  しばらく歩くとバカでかい建物が見えてきた。一見病院のように見えるが……こんな山奥にまず病院は建てないだろう。 「これがアジトか? えらくでかいな」 「あぁかなり稼いでるみたいだ。さ、何で稼いでることやらね」  茂みに隠れて様子を見ていると、 「見張りも結構いるな……どうやって潜入するんだ?」  フフフ、と不敵な笑いを上げる長政。気持ち悪っ 「フハハハ、オレの出番のようだな! こんなこともあろうかと潜入に役立つ道具を持ってきた」  と言うとなにやら布みたいなのを取り出した。何に使う気なんだ。 「これを被って地面と同化するんだ! これでバッチリ潜入できるぜ」 グッと親指をたてる長政。その自信はどっからくるんだ 「バカか! そんな子供騙しみたいな……っていうか子供も騙せねぇよ! 頭の悪い番犬も騙せねぇよ!」 「そ、そうか……じゃあこれはどうだ!? このスコップで穴を掘ってやつらのアジトまで繋げるんだ!」 「どんだけ時間かかるんだよ! ていうかそんなのどこに持ってたんだよ! そんなに穴掘りたけりゃMr.ドリラーでもやってろよバーロー」 その後も使い物にならない物ばかり出す長政。こいつを当てにしたオレがバカだったか……
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