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「……聞いたか? どうやら違法ロリのAVを撮影してるのはホントらしい」
「あぁ聞いた、なんとかその娘を助けてやりたいもんだ」
長政の顔に若干怒りの感情が出ている。普段温厚なだけに怒ると怖いんだよなコイツ。
「気持ちはわかるが……任務は証拠の確保だからな、目立ったことはできない……今は、な」
見渡すと廊下にはドアが等間隔にあり、部屋が幾つかあるようだ。人の気配はしないな。
そのなかの1つに倉庫部屋と書かれたドアがあった。
「倉庫か、怪しいな……っとカギがかかってら」
「男というものピッキングくらい嗜んでおくもんだぜ」
と言うと何やらジャラジャラとポケットから取り出して、鍵穴に差し込んでイジくっている。
どんな嗜みだよ……なんて思っているとモノの数秒で鍵が開く軽快な音が聞こえてきた……マジですか。
ドアを開き中に入る。明かりを点けてみるとそこには……
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