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思いっきり踏み込み、羽交い締めしていた男に頭突きをくらわせると、その男を蹴り飛ばし何人かを巻き込んで倒れていく。
そのまま垂鐘に向かいながら迫り来る男達を薙ぎ倒していく。
「垂鐘ぇぇぇぇ!! お前にロリ神様の制裁を下してやる!」
「え!? 何そのもののけ姫の獅子神様みたいな神様!? と、止まれ! 止まらんか! この小娘がどうなってもいいのか!?」
「な、何っ!?」
垂鐘は空に拳銃を突き付けると続けて叫んだ。
「少しでも動いてみろ! この小娘の頭に穴が空くぞ?」
「き、貴様ぁぁぁ! 幼女を盾にするのか!! 仮にもロリコンのすることじゃない!!」
「フェーフェッフェッフェ、お前の言うロリコンがどの様なものかは知らんが……私にとって幼女は道具だ! 性欲を満たせ、商売道具にもなるこれ以上無い便利な道具だよ! お前達、そろそろ終わりにするぞ。もう飽きたからな、早くそいつを殺せ!!」
男達は銃を魂太郎に向けた。
こんなやつに……負けるのか? 空ちゃんだけじゃない……数え切れないほどの幼女がこいつのせいで人生をぶち壊されている。
こいつを生かしておくわけにはいかないのに……もうどうしようも無いのか?
「ばくさい……てんっけぇぇぇぇつぅぅぅぅ!!!」
という叫び声と共に垂鐘が背にしていた壁には車一台分は通れるであろう穴が空いていた。
いつからお前は水をかぶると豚になる体質の男になったんだ。
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