MISSHON:0

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「え?」  そちらを見ると  長政と……長政に救出されたのだろうか、空ちゃんに…………どうなってるんだ?  そこには壁に手を付いて銃を向けられている垂鐘や手下達。その銃を向けている人達は、なんていうか警察が乗り込む時の感じの格好をしている。 「オレが何も考えずに出てきたと思ってたのか? 証拠はバッチリ掴んだからな、ボスに連絡したら警察を動かしてくれたんだよ」 「ボス……が?」 「あなた達はよくやってくれたわ。後はアタシ達に任せて、吐かせるのは警察の仕事よ」  そこにはボスの姿もあった。  そっか……よかった。 「魂太郎さん!」  空ちゃんがオレの方に駆け寄ってきた、可愛いです。 「おぉ空ちゃん、無事だったか。いやぁよかったよかった」 「うん! 魂太郎さんと長政さんのおかげだよ! 本当にありがとう!」  そっか、と空ちゃんの頭を撫でてあげる。なんというか娘を持った気分だ。
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