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お見舞いには何度か来ていたので部屋はわかっている。……うぅ、緊張するなぁ。
スライドドアを開けて中に入ると……中には４人の女の子がいる。
幼女だらけの相席病室！ ロマンを感じます。みんな今日も可愛いね。
ベッドで横になっている空ちゃんもオレに気付いたようだ。手を振りながら近付き、椅子に腰かける。
「空ちゃん調子はどう？」
「う～ん、ご飯もちゃんと食べてるし、先生ももう退院しても大丈夫って言ってたよ！」
「そっか、二日も寝たきりの時はどうなることやらと…………うおっ！？」
女の子が背中をよじ登り、肩車するように首にまたがってきた。……なんという、至福！！！
「この前も来てたよね～お兄さん、お熱いですねウシシシ。空ちゃんも妬けちゃうね～」
お見舞いに来るとよく話かけてきてくれる、何ともおませな女の子だ。
「今日も元気だねサキちゃん、悪いけど今から空ちゃんと大事な話があるから……ほら、あっちでみんなと遊んでおいで」
と降ろしてあげる。
「ハーイ、じゃあ話が終わったら遊んでくれる？」
「お、いいね～。じゃあ後でみんなで遊ぼうか」
女の子はウン！ と頷き他の子がいる方に歩いていった。
「魂太郎さん、大事な話ってなぁに？」
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