MISSHON:1

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 ピンポーン……ピンポーン……  な、何だ? こんな朝っぱらから……おかげで目が覚めちまった。  目を擦りながら寝巻のままで玄関まで歩いていく、  一体誰が? そんな疑問を抱きながら、ドアを開けた……そこには 「魂太郎さん!」  という声と共に何かがぶつかってきた、いきなりのことでそのまま尻餅をついてしまう。 「いててて……そ、空ちゃん!? どうしてここに!?」  そこには手を背中に回し、抱き着いている空ちゃんの姿があった。 「ごめんなさいね。どうしても魂太郎さんに会いたいって言うもんだから……」  そこにはカエデさんの姿もあった。……どうなってるんだ? 「ま……まぁこんな所じゃなんですから、中に入ってください。散らかってますけど」  と、空ちゃんとカエデさんを中に入れて、テーブルに着かせてお茶を出す。まぁただのウーロン茶だけど。 「それで……どうしました?」 「その……実は
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