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棚に封印したものをゴミ袋に入れていく。朝食ができるまでやっておくように! とカエデさんに釘を刺されてしまった。
はぁ……嫁達をゴミ袋に入れていくなんて、この世で最もきつい作業だ。
お、懐かしいな……これは自分の誕生日に自分で買ったおっぱいマウスパッド! モノホンもマウスパッドも貧乳に限るよな。
保存用とかいって結局一回も使わなかったな、お前ともさよならか……寂しくなるぜ。
「そんなに捨てるの嫌なの? 涙がやばいよ? 鼻水も」
「鼻水はね……ロリコンのダイヤモンドなんだよ」
「ちょっと何言ってんのかわかんない……もう! いいじゃんそんなの捨てたって! これからはボクと一緒でしょ! それとも……ボクじゃ、嫌?」
オレの服の裾を掴むとウルウルビームが炸裂。効果は抜群だ!
……襲ってもいいですか?
「い、いやいやいや! そんなわけないだろ! 空ちゃんに比べたらこんなのゴミも同然! ほらあれもこれも捨てちゃうぜ! ヒャッハァァァァ」
奇声で悲しさをごまかして次々とゴミ袋に突っ込んでいく。
男って弱い生き物だよな……
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