お試し小説

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※オリキャラ君あり。 Yahooでup経験あり小説 それは突然だった。 「うっ、・・・ぅ」 「どうかしたか、誉?」 「お腹、が・・・痛、いッ」 ――――まさ、か・・・俺が、孕ませたか!? いやいやいやいや、待て待てマテ・・・。 確かに最近誉とはシたが、子を孕ませるほどナカには出してない、よな・・・? しかも、最近忙しくてしてないし、 ・・・いやいや、ふ、腹痛じゃなくて、いつものアレ・・・だろ? って・・・そんなこと考えてる暇なんてねェー!!! 俺は誉を抱き上げ急いで保健室へと足を運ぼうとした。 「ちょっ、一樹・・・ッ」 「急いで、星月先生に診てもらうぞ。」 「大丈夫、だって・・・!!」 誉の言葉なんて無視して走り出した。 走っているとき、二人の馬鹿ップルがいた。 一応なる学園公式の。 「春、髪に塵が付いてる。」 「あ、悪いな、梓。」 宇宙科の木ノ瀬梓と星座科の楠城春。 こいつらの馬鹿は絶対に治らない。 「梓、目瞑れ。」 ついでに言うが、鮮やかな長い緑髪を結んだ奴が楠城。 星座科と星詠みの2つの学科をしてる異例。 木ノ瀬とは中学からの同級生らしいが。 「わ、分かった。」 木ノ瀬が目を瞑る。 誰もいない廊下で楠城が木ノ瀬の額に軽くキスをした。 した後の木ノ瀬の顔が真っ赤になっていた。 「もうすぐで、授業だから。・・・待っててくれよ?」 「馬鹿、春。」 木ノ瀬は少し背伸びをして楠城にキスをする。 お返しだ、と言って軽く笑った。 見てて、いろんな意味で勉強になる・・・ ・・・・・・じゃなかった!! 俺は今、誉を保健室へ運ぼうとしていたんだ!! 俺は我に帰り保健室へと急いだ。
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