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三年の番格、鈴木、今村、藤沢、八木の四人は自分達では手を使わずに、下のモンを3~4人ずつのグループにして、俺達をマトにかけてきた。
俺達は校内で一人になるのがヤバイ事になってきた。
俺達は学校をバックレると政志の家に集まった。
面倒臭い事になったもんだな…
政志がそう言った。
まさか鈴木が復活してくんとは思わなかったぜ…
隆三が言った。
俺と和彦は顔を見て頷いた。
俺と和彦はこの事に関して相談して鈴木達三年をどうするか決めていた。
和彦が話し出した。
貴と話し合って考えたんだけど、このままじゃ俺達が不利だ…
一年坊は三年の言いなりだし、このままだと二年の中にも三年の味方をするやつが出てくる。
だから俺達から鈴木達番格四人にしかける…
逆にこっちから鈴木達をマトにしちまうんだ!
俺と貴はやる事にした…
お前らはどうする?
政志と隆三はすぐに賛成した。
もともとこの二人はかなり喧嘩っ早い。
二人とも似たような事を考えていたようだ。
だけど問題が一つある。
隆三が言った。
あの四人は絶対に一人にならない…
いつも何人かに周りを見張らせているぜ?
その事を貴も和彦も知らないだろ?
どうする?
俺は思わず言っちまった。
すげぇ番格がいたもんだ…
護衛付きかよ…
がっかりだな…
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