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俺達は三年になった…
そんなある日さっそく他の学校の番格達がやって来た。
校門の所で馬鹿みたいに通る生徒をかたっぱしに睨みつけている。
おい、どうする？あいつらやっちまおうぜ！
さっきから政志は暴れたくてうずうずしていたが、とうとう我慢出来なくなったようだ。
そうだな、行くか…
俺達は歩きだした。
俺達に気付いたやつらは黙って俺達を睨みつけてきた。
お前ら何しにきたんだ？
泣かされる前に帰りなよ？
イジメちゃうぞ？
政志に言われたやつらは顔色をかえながら叫んだ。
うるせぇぞ、なんだてめえは？
頭はどいつだ？
出てこい！
俺は黙って歩きだすとそいつの腹に一発蹴りを入れた。
お前うるせえぞ？
お前達は俺達とお喋りしにきたのか？
それともやりにきたのか？
どっちだ！
俺はそのまま殴りかかった…
いきなり頭を潰された他のやつらは呆然としていて何が起こったのかわかっていないみたいだ。
お前達帰りなよ…
もう勝負はついたろ？
和彦に言われたやつらは頭のやつを起こすと逃げるようにして帰って行った。
デビュー戦は勝ちだな？
さすがに貴は最強だぜ！
政志と隆三は俺に言った。
和彦は俺を見ると黙って笑った。
一年前俺達二人がやり合ったのが嘘のような笑顔だ。
さてと遊びに行こうぜ？
俺達は煙草に火をつけると歩き出した…
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