第一話

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0 授業を本格的にはじまり、準備やら係決めやらが決まり落ち着きはじめた頃の昼飯。 俺は購買で焼きそばパンを買い親友である、安藤圭一とグダグダ話しをしながら頬張る。 たまその話しがくだらなくって 「わさび食べた後の鼻のつ~んはマヨネーズを飲むと直る~」とか 「靴に10円玉入れると臭いが取れる~」とかの知恵袋のほか 「コンビニの割り箸とつまようじは一緒に入れない方がいい」とか 意味のわからない議論を繰り広げていた。 「そういや竜二、お前あいつと告白したのか?」 竜二ってのは俺の名前だ。フルネームは、佐坂竜二 「実はまだ…勇気なくてな…」 そう俺は今猛烈に恋に悩んでいる。 好きな奴に告白ができない。勇気がない。 嫌われるかもと思うとなんだか…虚しくなる…… 「おま…頑張れよー俺応援しはじめてからもう半年たってるぞ?」 「う…来週、がんばる…」 「来週来週って…それ何回目ですかぁ」 ぎく…それは……数えきれません………
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