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沖田はやっと元の体制に戻って またトッシーに目線を戻したヨ
『…土方さん…?』
トッシーは布団を深く被り 目だけが出てるネ。苦しそうな赤い顔で沖田を見上げてるヨ
「ケホっ… ……バカヤロォ 向こう行け 総悟…」
ワタシも純な乙女よ ゲフォ! ペタンと座りこんで背を丸めた 小さめな沖田の背中が哀れで ついついヒヤヒヤドキドキわくわくで 修羅場の沖田の行方を見てたネ♪
しょんぼりした顔で 拒否られたトッシーの頭やお腹を見たまま動けないでいるネ
ぷっ……沖田でもあんな症状するアルか
見物ネ♪ 黙って立ち去るか それも出来ずにこのまま泣きだすか キレてトッシーをボコるか……
わぁ 楽しいネ 昔の血が騒ぐね♪♪♪
なおも 『……土方……さ』
もたついた口調で言う沖田に またトッシーが目を開けて「……っカヤロォ…… 近寄んなっ…つってんだろ……うつる……ゲホゲホッ」
『!!だ 大丈夫でさぁ。土方さん… 』
「るせー。お前まで寝込んだら俺が面倒みなきゃならねーだろが…ガキ共は向こうの部屋行ってな」
目だけ出してそう言うトッシーに 首をブンブン横に振る沖田
ブフォオア!!ちっ
見てらんねーヨ ホモ共がぁ!
可憐な乙女の前で何曝してくれとんじゃボケェ!!!
『俺の心配なんかイイんでさぁ… 今 病人のアンタをドつけねぇから俺ぁ退屈で仕方がねーんでぃ… 俺に近づかれたくなけりゃ さっさと治しなせぇ。風邪もらっちまいやすぜ?』
「ケホ…わかった…早く治さねぇとな。おまえにうつる前に。 これじゃあ 頭撫でてやる事も出来ねぇ…ケホ」
……あ~~ お前らぁ~(足ボリボリかく)なぁに熱い息で見つめあってんだよ なんか花飛んでんだよ 糞色ボケ共がぁあ
お前ら ロマンスワールド作ってっけど お前らのすぐ後ろでゴリがケツからモザイクかかったカレー色のモン流れだしてんだヨ…
ちょ…糞垂れ流しゴリがワタシに救いをもとめてるね…ムリムリ 無理ネ 乙女に糞の始末なんて!!
助けて銀ちゃ~ん!
おお?沖田のやつ…可憐なワタシがこんな目にあってるのに トッシーの布団の上に頭乗っけて甘えてやがる!!
ホォアチャアアア!! ゲシッ!
ゴリを蹴り 布団を外に出し庭に埋めたネ…
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