ヒモ’s Life

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 俺は、真冬の雨の日に、独りで公園にいた。 女に捨てられたショックで、寒さに震えることも忘れていた。 そんな俺に、一人の女が傘をかざしてきた。 女は酔っ払っているらしく、何を言っているのか解らない。 俺はその日から、この女の家に住むことになった。  女の名前はミカ。 キャバクラで働いていた。 当然、家賃や食事代などは、ミカに出してもらっていた。
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