NO TITLE

4/15
前へ
/15ページ
次へ
『お前に会ったのは今が初めてだ。それなのに、お前のことがわかったらおかしいだろう?笑わせるな』 少年はカッとなった 「うるさい」 『そうやってキレところがまだガキだっていう証拠だよ』 そういうとまた男は笑いだした 「…なぜお前はここにきた」 少年は男にきいた 『お前と同じさ。ここから落ちて死ぬためさ』 少年は鳥肌がたった まさか同じ日.時間に 同じ場所から死のうとする 人間がいるとは 思っていなかったからだ 少年が黙っていると 男が口を開いた .
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加