京大物理

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京大物理は独自の誘導穴埋めスタイルを貫いている。理科180分になって記述式の問題が急増した。 基本的に大問3題構成。分野は力学・電磁気・+αといったふうで、特徴があるとすると、原子が出題範囲にあることだ。 原子は特別な知識はいらないと募集要項には記してあるが、対策しておく必要があると思う。原子の問題は大概、力学か波動に帰着される。過去問を見ると一目瞭然だ。対策としては過去問をいきなりやって問題ないだろう(ただし、他の単元で力をつけた前提。) しかし、現役生はそこまで手がまわらないかもしれない。目を通すだけでもやってほしい。いきなり本番で原子にあたると、かなり焦るのは明らかだろう。 京大理科が180分になったと書いたが、時間が有り余るわけでは決してない。得意な教科を80分で終わらせ、残りを100分かけて解くのもいいし、大問ごとに教科を移して解いてもいいだろう。そこは模試などで色々と試していくべき! 話はとぶが、物理の勉強とは『概念をいれて、実戦する。』に尽きると思う。数学に非常に似ている。概念を理解するまでが正念場かもしれない。教科書は味気無くわかりにくい点も多い。物理の成績が先生次第の由縁である。先生がどれだけ概念を理解させるかにかかっているのだ。 概念を学ぶのにオススメの参考書は『物理教室(河合塾)』。微積分が得意なら『物理入門(駿台)』
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