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次に単元ごとにまとめてみる。
・力学について
単振動と二物体の問題が頻出でみんなが苦手とするところだろう。物理はさっき書いたとうり、数学と似ているので、実戦あるのみなのだ。とにかく慣れるしかない。受験の悲しいとこだ。
・波動について
波動は京大物理の中で難問率が最も高いと思われる。1997年の問題なんか何やってるかわからないし、2009年も同様。京大の場合穴埋めなので、難問にぶつかっても点数取れるところはしっかり取るよう心がけよう。
・熱力学について
この分野は問題パターンが限られてくるので網羅したほうがいい。京大でよく問われるのは断熱変化。ここで微小変化させ、エネルギー保存や単振動に結び付ける問題をよく見る。
・電磁気について
京大では電磁誘導や直列回路が狙われる。反して、交流はほとんどでない。現役生にはありがたいだろう。交流は基本知識で十分。
さて、単元ごとに書いてみたが、これらを実戦するに相応しい問題集は現役生なら
『重要問題集(数研)』
多くの学校で配布されているだろう。
浪人生なら現役のとき重要問題集をひたすらやっておけばよかったと後悔した人も多いはず。
次に、浪人生なら『難問題の系統とその解き方(ニュートンプレス)』と言いたいところだが、あくまでも問題集は好みなので、その程度のレベルが学べる問題集を手にとってほしい。
最後に、京大物理は誘導形式なので、つまっても文章中に必ずヒントがある。粘り着く問題にあたってまらいたい。
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