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--私は死んでいた。
だからこれから死ぬと感じているのは実はこれからが生きるということなのかもしれない。
そんなことはないだろうが。
しかし後悔はしない。こう思うことができるきっかけに感謝をしているから。
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霧の深い森に囲まれた小さな村。
ここは私有地だ。
この村の長である村長の先祖が当時の王から任された土地。働かなくても養ってもらえる不思議な村。
村長はどんなに怪しい人でも迎えてくれる。
一言「夜の森には入るなよ」 というだけだ。
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