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『慎吉、お疲れ様。良い写真が撮れたと思うよ。ありがとう。』
慎吉は返事をしないで、上半身裸のままうつむいてた。
達彦は、魂を吸い取られたように薄暗い理科室にうつむく慎吉の前に立って
『服を着なさい。』
と囁いた。
ふと顔を上げた慎吉の潤んだ瞳を見た瞬間、達彦の心のタガが外れた…。
半裸の慎吉を、無意識のうちに抱きしめていた。
そして、レンズを通した視覚でしか味わえなかった慎吉の未成熟の筋肉質な体を、触覚でむさぶるように味わった。
慎吉は、たまにくすぐったいらしく、身をよじったが、基本的に達彦のなすがままに身を任せた。
『先輩・・・』
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