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───体は“ピーー”で出来ている。
血潮は“ピーー”で、心は“ピーーーーーー・・・・
────何だろう…
とても
ギリギリな…
…何かが…
「…キング?」
「うわッ」
いつの間にかあの時の草原にいたらしい。
「………キング、その体制は何をしているモノなんだ?」
「フ…決まってるだろう?」
訂正、いつの間にかあの時の草原に寝ていた。
ちょうど魔王様の立っている真下に。肩幅に開いている両足の間に頭を入れた形で。
「魔王様の下…」
「ッせい!」
「うっ……すいません…偶然でした…」
顔面にKAKATO落とし…良かった。普通だ。
…黒だ。
「でも元気そうで何よりでした、てっきり悲しそうにと…」
「…ソナタのおかげじゃ。」
この口調も相変わらずだ。
「私は明日処刑されるとは思ってないからな?絶対に助けに来ると待っている。」
…聞き捨てならんぞ?
「…明日?」
「? 聞いてないのか?」
…どういう事だ?
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