学園都市の夏に、またアイツが侵入したようです

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 初春飾利の場合 佐天「ええーっ!?初春んとこゴキブリ出ないの!?」 初春「はい、一匹もでませんよ?」 佐天「すっごー……常盤台でも出たらしいよ?ゴキブリ。」 初春「私のとこは特別ですから~」 佐天「…………で、その悪魔を寄せつけない秘訣は?やっぱ掃除?」 初春「うーん…それはもちろんなのですが…しいていうなら…」 佐天「うんうん!!」 初春「……………バ〇サンですね」 佐天「……………はい?」 初春「バ〇サンですよ?バ〇サン。一気に害虫を駆除できるアレです」 佐天「あ…はいはい。知ってるけどね?」 初春「あれを焚くんです。夜7時から。」 佐天「………なんで7時…」 初春「私の家の近辺に生息するゴキブリは夜7時から活発的に活動するみたいなんです。」 初春「だからその動いてる間に抹殺しようというのが魂胆ですね」 佐天「へ、へえ……?…っていうか!!それじゃあ初春にも効いちゃうじゃんバ〇サン!!」 初春「はい、そうですよ?」 佐天「そうですよ?じゃなくって!?」 佐天「人間にも害なんだよあれって!?吸ったらやばいって!!」 初春「大丈夫ですよ~?」 佐天「いや、大丈夫ってあんたね……」 初春「ほんとに大丈夫ですよ~?」 佐天「だから………って、そういえば最近、初春の頭の花、増えてない?」 初春「大丈夫ですよ~?」 佐天「なんか……動いてね?」 初春「大丈夫ですよ~?」 佐天「まさかとは思うけど……光合成?」 初春「大丈夫ですよ~?」 佐天「………………。」 初春「大丈夫ですよ~?」 END
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