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学園都市裏路地
大河｢ちょっとアンタ。待ちなさいよ｣
美琴｢……へ？私？｣
大河｢アンタに決まってるじゃないこの唐変木。｣
大河｢ぶつかったのに謝りも無しな訳？｣
美琴｢………えっと…｣
美琴(言葉使いの悪い子だなぁ…)
大河｢おかげでアイスクリームを落としたわ!!どうしてくれる!!｣
美琴(…小さくて気が付かなかったのかな)
美琴｢ご…ごめんねー気付かなかったみたいで…アイスクリームは弁償するわ｣
大河｢それでよし｣
美琴｢……｣
美琴｢で、お嬢ちゃんは何でこんなとこにいるのかしら？｣
美琴｢もしかして迷子かな？｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
大河｢……アンタ勘違いしてない？｣
美琴｢？？｣
大河｢私はれっきとした高校生よ。｣
……
………
………………。
美琴｢……な…なんだってーっ!!?｣
大河｢やっぱり…｣(呆れ)
美琴｢てことは年上!?こんなちっこいのがっ!!!?｣
大河｢ちっこい……アンタいくつよ？｣
美琴｢１４｣
大河｢…私と４つも違うじゃない｣
……………
美琴｢なあああっ!?｣ｶﾞｰﾝ
美琴｢世の中何があるかわからないものねー…｣
大河｢ちょっと。早くアイス。早く糖分摂取しないと脳梗塞になってもう死ぬから急いで頂戴｣
美琴｢…ちっこいのに｣
そのころ学園都市某スーパー
上条｢今日の特売はっと……｣
上条｢あったあった…卵…｣ｿﾛ…
ギュッ☆←手と手と卵
上条｢……へ？｣
竜児｢…………おう!?｣ｷﾞﾛｯ
上条｢あ……｣
上条(やばい!?殺される!!)
上条(でも特売の卵はこれひとつ…!!)
上条(即死亡フラグを選ぶか飢え死にを選ぶか…どのみち最悪の選択だっ!!)
竜児｢あの…｣ｷﾞﾛｯ
上条｢はい何でしょうすみませんっ!!!!｣
竜児｢卵…どうぞ。｣
上条｢すみません卵はいりま…って、えええっ!?｣
竜児｢いや、今日はまだメニュー考えてないですから、構わないです。｣
上条｢…………｣ﾎﾟｶﾝ
竜児｢どうかしました？｣
上条(死亡フラグ……完全回避!?)
竜児｢あと、何か凄いショックの様でしたし…｣
上条｢…あ｣
竜児｢…あ？｣
上条｢ありがとうございますっ!!｣ﾄﾞｰｯ
竜児｢おう!?俺泣かしたっ!?｣
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